予防接種のご案内

当院では幅広い年齢層向けの予防接種を行っております。成人・高齢者の定期・任意接種、実習や就職前の抗体検査・ワクチン接種、海外渡航時のワクチン接種などご相談ください。なお、海外渡航時の英文のワクチン接種証明書の発行も可能です。以下の予防接種を行っております。ご希望の方はまず電話でご連絡ください。また、定期接種の助成券をお持ちの方はご持参ください。 尚、予防接種スケジュールや助成金、補助についての最新の情報は、神戸市:予防接種でご確認ください。
実施している予防接種(接種費用は税込み)
インフルエンザワクチン(当院では13歳以上を対象としております)
接種費用 (税込) |
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接種対象者 | 3,500円 |
神戸市助成金対象高齢者 | 自己負担 1,500円 |
65歳以上の方及び60~64歳の方で心臓・腎臓または呼吸器の機能低下により日常生活に障害を有する方はインフルエンザ罹患により肺炎などの合併症を起こして重症化したり死亡したりするリスクが高いため、インフルエンザワクチンの接種が推奨されており、定期接種として助成があります。神戸市:高齢者のインフルエンザ定期予防接種
インフルエンザワクチンは接種からその効果が表れるまで通常約2週間程度かかり、約5か月間その効果が持続するとされています。
肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)
接種対象者 | 接種費用 (税込) |
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接種対象者 | 9,000円 |
神戸市の接種券をお持ちの場合 | 4,000円 |
神戸市ではその年に65歳の年齢を迎える方、60歳~64歳で心臓、腎臓、呼吸器の障害があるなど重症化リスクが高い方は公費助成が受けられ接種料金が4,000円となる助成券が送付されますので、初回の接種に限って助成券を用いて受けることができます。神戸市:高齢者肺炎球菌の予防接種
それ以外の年齢の方や過去にすでに接種を受けられた方の2回目以降の接種の場合には助成対象ではありませんが、全額自費で接種可能です。免疫は健康な人では、少なくとも接種後5年間は効果が持続するといわれており、「肺炎球菌ワクチン再接種のガイダンス(改訂版)」では初回接種から5年以上経過した際は再接種の対象としています。
新型コロナワクチン(コミナティー, ダイチロナ)
接種費用 (税込) |
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接種対象者 | 16,500円 |
神戸市助成金対象高齢者 | 自己負担 3,000円 |
65歳以上の方及び60~64歳の方で心臓、腎臓、吸器の機能低下またはヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害のある方(いずれも身体障害者手帳1級所持または同程度の方)障害により身の回りの生活を極度に制限される方や、日常生活がほとんど不可能な方は自己負担額が3,000円になります。ただし、生活保護世帯、市民税非課税世帯、神戸市の公害医療手帳をお持ちの方、中国残留邦人等支援給付制度受給者に該当する場合は無料です。神戸市:高齢者・重症化リスクの高い方のコロナワクチン定期接種
帯状疱疹ワクチン
接種費用 (税込) |
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水痘生ワクチン | 9,000円×1回 |
帯状疱疹不活化ワクチン(シングリックス) | 22,000円×2回 |
50歳以上の方、帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方が対象になります。
2025年度について神戸市では、以下の一部補助が受けられます。
① 神戸市独自補助
対象者:満50歳以上60歳以下の方:1965年4月2日から1976年4月1日生まれの方
補助額:4,000円(1回)
2025年度定期接種・市独自補助の対象者(PDF:151KB)
② 定期接種
2025年4月から以下の方を対象として定期接種が開始となりました。
神戸市:帯状疱疹ワクチンの定期接種
対象者:
- 2025年度に65歳を迎える方
- 60歳以上65歳未満の方であって、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方
- (経過措置として)65歳を超える方については、5歳年齢ごと(70、75、80、85、90、95、100歳)
- (経過措置として)101歳以上の方については2025年度に限り全員
2025年度定期接種・市独自補助の対象者(PDF:151KB)
定期接種の自己負担額
接種費用 (税込) |
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水痘生ワクチン | 4,000円×1回 |
帯状疱疹不活化ワクチン(シングリックス) | 10,000円×2回 |
ただし、以下のいずれかに該当する方は無料
- 生活保護世帯
- 市民税非課税世帯
- 中国残留邦人等支援給付制度受給者
接種券の送付:2025年度の対象者である方については、2025年4月下旬に接種券が送付される予定です。
定期接種の対象外の方:原則、過去に帯状疱疹ワクチンを接種された方は対象外(ワクチンの効果や既往歴等を踏まえて医師が必要と判断した場合は定期接種の対象となります)
シングリックスの場合には10年予防効果が持続するといわれています。
神戸市:帯状疱疹ワクチンの定期接種
RSウイルスワクチン(アレックスビー)
接種費用 (税込) |
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接種対象者 | 27,500円 |
60歳以上を対象としています。
高齢者、慢性の基礎疾患(喘息・COPD・心疾患)、免疫機能が低下している方に推奨されます。
子宮頸がんワクチン(9価HPVワクチン シルガード)
接種費用 (税込) |
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自費の場合 | 1回目 | 30,000円 |
2回目 | 30,000円 | |
3回目 | 30,000円 |
キャッチアップ接種及び定期接種は無料。
満16歳未満の接種には、保護者が同伴してください。
- 定期接種
- 2008年4月2日から2013年4月1日生の神戸市在住女性を対象
- キャッチアップ接種
- 1997年4月2日から2008年4月1日生の神戸市在住女性を対象
ただし、キャッチアップ接種の無料で接種できる期間は2025年3月31日まで、その期間内であれば3回の接種を完了できるかどうかにかかわらず公費負担(無料)となります。
予防接種をご希望の方は予防接種券、予診票と母子手帳をお持ちください。男性は公費助成での接種が現在認められていないので、自費での接種となります。
子宮頸がんの原因の80~90%をしめる7種類のヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。最大8.2~9.5年有効という報告があります。
B型肝炎ワクチン(ビームゲン)
接種費用 (税込) |
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接種対象者 | 6,100円x3回 |
(免疫がつきにくいこともあり必要時には抗体検査を行います。)
医療従事者など血液、体液に接する機会がある方に推奨されます。免疫獲得者に対する追加接種は必要ではないとされています。
風疹・麻疹単独または混合(MRワクチン)
接種費用 (税込) |
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公費助成制度対象者(無料) | 無料 |
公費助成制度対象者(一部補助) | 自己負担金 8,000円 |
任意接種 | 10,500円 |
1962年4月2日から1979年4月1日生まれの神戸市在住男性を対象に2025年3月まで風疹の抗体検査・予防接種の公費助成制度があります。自宅に送付されたクーポン券を受け取り、抗体検査を受けてください。抗体が十分でないことが判明した場合には予防接種を受けることができます。神戸市:風しん抗体検査・予防接種(クーポン券が届いた男性対象)
(1)15歳以上42歳までの妊娠を希望する女性のうち、抗体価が低い方、(2)(1)の同居者のうち、抗体価が低い方、(3)抗体価が低い妊婦の同居者のうち、抗体価が低い方対象に2024年4月1日から2025年3月31日まで2500円上限に一部補助があります。
神戸市:風しん予防接種料の一部補助(女性とその同居者対象)
おたふくかぜワクチン
接種費用 (税込) |
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接種対象者 | 6,800円×2回 |
水痘ワクチン
接種費用 (税込) |
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水痘ワクチン | 9,000円 |
- 麻疹、風疹、水痘、おたふくかぜはいずれも生ワクチンであり、女性が生ワクチン接種を行う場合にはあらかじめ1か月避妊後にワクチン接種し、その後2か月間は妊娠を避けるように注意することが重要です。
麻疹、風疹、流行性耳下腺炎、水痘ワクチン接種が勤務・実習前に必要とされた場合
当院では下記のように対応させていただきます。
- 1歳以上で「2回」の予防接種の記録がある場合→ワクチン不要
- 1歳以上の予防接種記録が「1回」のみの場合→2回目の接種を受ける
- その病気に罹患したが、予防接種を受けていない場合→抗体価により必要時ワクチン接種
- 上記に該当しない場合→4週間あけて2回の接種を行う
破傷風トキソイド
接種費用 (税込) |
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接種対象者 | 4,300円 |
- 3回のワクチン接種を完了している場合 約10年毎の接種
- 小児期2回以下のワクチンしか受けていない場合、2回目から6か月以上あけて3回目を接種し、その後は約10年毎に追加接種
百日咳ジフテリア破傷風混合ワクチン(D Tapトリビック0.2ml減量投与)
接種費用 (税込) |
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接種対象者 | 5,500円 |
現在DPT-IPVは小児に使用するワクチンとされており、D Tapが青年層、成人を含め追加接種として用いることが承認されております。対象者は1968年より前に出生した場合や定期接種で百日咳、ジフテリア、破傷風混合ワクチン(DPT)の基礎免疫が獲得されていない場合(定期接種の規定に沿ってDPT DPT-IPVが合計4回確認できれば基礎免疫ありとなります)になります。基礎免疫が獲得されている場合でも最終接種から10年以上経過している場合にはDPTの追加接種が推奨されます。
- 欧米やオーストラリアに留学、入寮、入学の要件としてTdapの接種が求められることがありますが、当院ではTdapは取り扱っておりません。
ポリオワクチン(イモバックスポリオ)
接種費用 (税込) |
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ポリオワクチン | 9,500円 |
追加ワクチンは過去に2回のOPVワクチン接種歴があればIPVを1回接種
過去の接種歴が不十分であればポリオワクチンとしてトータル接種回数が3回以上になるように追加免疫接種を行います。少なくとも4~5年は有効な抗体レベルが維持されていると考えられており、過去の接種から10年経過した場合には1回追加接種を行います。
日本脳炎ワクチン(ジェービック)
接種費用 (税込) |
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日本脳炎ワクチン | 7,300円×3回 |
2005年~2009年度まで、積極的勧奨が差し控えられていました。接種差し控えの影響のあった1995年4月2日から2007年4月1日に生まれた方は、予防接種を受ける機会を逃していることがあり救済措置が設けられています。
- 特例対象者
- (神戸市在住の、1995年4月2日から2007年4月1日生まれの方で20歳の誕生日前日まで)
- 接種回数が3回以下:6日以上の間隔をあけて不足回数接種
- 接種を全く受けていない場合:6~28日間隔で2回接種し、6か月~1年後に3回目を接種、3回目から6日以上の間隔で4回目を接種します。
流行地へ渡航する方、蚊が流行する季節に1か月以上滞在する方、1か月未満でも郊外での野外業務や農作業をされる方などが対象です。任意接種で実施する場合には1~4週間の間隔をおいて2回、1回目の接種後おおむね1年経過後に1回追加接種します。なお、地域における日本脳炎ウイルスの活動状況に応じて5~10年ごとの接種が推奨されています。
A型肝炎ワクチン(エイムゲン)
接種費用 (税込) |
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A型肝炎ワクチン | 8,800円×3回 |
高度流行地域へ渡航される方が対象になります。
通常は2~4週の間隔で2回、さらに初回接種後24週経過後に3回目を追加接種します。
渡航まで時間がない場合には2週間隔で2回接種します。少なくとも5年以上の抗体の持続が確認されており、10~20年以上の長期にわたり追加接種は不要という報告もあります。
狂犬病ワクチン(ラピピュール)
接種費用 (税込) |
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狂犬病ワクチン | 17,600円x3回(暴露前免疫3回) |
狂犬病は狂犬病ウイルスに感染している犬にかまれたり、傷口や口や目など粘膜をなめられたりすることで感染します。発症した場合には有効な治療法はなくほぼ100%死亡するきわめて恐ろしい感染症です。狂犬病常在地域への渡航前の予防接種(暴露前免疫)の他に、狂犬病ウイルスを保有する動物に接触後の発症予防(暴露後免疫)も必要です。狂犬病の恐れのある動物にかまれたらただちに石鹸、流水、洗剤、ポビドンヨードなどで最低15分間徹底的に洗浄し、できるだけ早期に医療機関を受診し、狂犬病ワクチン接種と必要に応じて抗狂犬病ウイルス免疫グロブリン(RIG)接種を受けてください。
暴露前免疫として初回、7日後、21日あるいは28日後接種
暴露後免疫として4回、5回、6回接種の場合があります
予防のため、2年毎の追加接種を推奨しております。
髄膜炎菌ワクチン(メンクアッドフィ)
接種費用 (税込) |
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髄膜炎菌ワクチン | 25,000円(1回あたり) |
侵襲性髄膜炎感染症の発症頻度の高い地域へ渡航される方、髄膜炎菌を扱う医療関係者、無脾症、持続性補体欠損症、HIV感染などの疾患を有する方、脾臓摘出者が対象です。無脾症、持続性補体欠損症、HIV感染などの疾患を有する方、脾臓摘出者は8週間あけて2回接種が必要、それ以外の方は1回接種となります。その後は5年ごとに追加接種。
- 黄熱ワクチン、腸チフスワクチン、T-dapは当院では取り扱っておりません。
黄熱ワクチンは一般の医療機関での接種は行われておりません。検疫所などで接種を受けることになります。神戸検疫所(078-871-5201)
予防接種の流れ
- 予約
- インフルエンザワクチン以外の予防接種は予約制になっております。お電話でご予約ください。
- 来院
- 当日予診票をご記入いただき、体調確認を行います。風邪症状や発熱がある場合、1か月以内の体調不良を確認した場合には、接種を延期することがあります。
- 接種
- 看護師または医師が接種を行います。接種後待合室でしばらくお待ちいただきます。
- 海外留学など集団生活に入る際には海外渡航者は就学時に規定回数の接種を要求されることがあります。その際には上記記載と異なりますのでご注意ください。
海外渡航者向けワクチン情報サイト
厚生労働省検疫所FORTH:海外渡航のためのワクチン